トチュウウスクモヨトウ#1

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Protegira songi (Chen & Zhang, 1995)
ヤガ科 ヨトウガ亜科 オルトシア族

山梨県北杜市 2017.9.9 前翅長約17.5mm

トチュウ（杜仲）の害虫として知られる中国原産の外来種と
推定されている。
国内では2017年に長野県で初確認された。
同年9月6日に狭山丘陵の灯下で撮影していたが、
やや擦れた個体で、当地での成虫出現期が異なるものの、
斑紋、大きさ共に似ているネスジシラクモヨトウと区別がつかず、
同定を保留していた。
同年9月9日、山梨県北杜市の山中の灯下に1頭のみいた個体。
狭山丘陵での採集例（2019.4.21）は、蛾類通信No.291で
山谷 遼氏によって報告されている。
春と初秋の年2化と思われる。
ホストのトチュウの自生は中国のみで確認されており、
撮影地付近での栽培を含む存在は未確認。
分布：本州（長野県、山梨県、東京都）、九州、
　　　韓国、中国
成虫出現月：4〜5、8〜9（？）
幼虫食餌植物：トチュウ

ネスジシラクモヨトウ
http://photozou.jp/photo/show/1433095/232857727

G2588-1

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